赤い公園のラストライブを観てきた。全然ラストライブの感じがしないハッピーなライブだったと思う。本当にここで終わっちゃうのかっていう。悲しい。

 

 

赤い公園を知ったのは、メジャーデビュー盤の黒盤が出るちょっと前とかだったかな。音楽路地裏戦争で、自主制作盤?の「ブレーメンとあるく」が話題になった気がする。それで気になってたら、ちょうどラジオのイベントで赤い公園が出るライブがあったのでそれに応募して、見事に当選しライブを観に行った。その日が赤い公園のメジャーデビュー日だったはず。その日のライブでCD買って4人にサインしてもらった思い出。そのあともスペシャ列伝で、赤い公園、KUDANZ、Hello Sleepwalkers、indigo la Endの4マンも観に行って、今度は白盤にサインしてもらった思い出。このとき津野さんと少し話したなぁ。年下のお客さん珍しいって言われた。当時自分は多分高2とかだったかな。それからたまにライブ行ってたし、アルバムは出るたびにめちゃくちゃ聴いてた。「熱唱サマー」は本当にめちゃくちゃ聴いた。ポップなのにどこかイビツな曲が凄いなと思って憧れてた。前ボーカルの佐藤千明脱退のライブも観に行った。あの日の赤い公園は本当にめちゃくちゃ良かった。脱退ライブなのに悲しい感じ全然出してなくて。その後ボーカル変わってからはロッキンで1回観たぐらいだったかな。やっぱり前の曲は佐藤千明の声の方がいいなって思っちゃうとこもあったけど、「消えない」は新しい赤い公園って感じで最高だった。ラストライブも何度か泣くかもっていう瞬間があったけどメンバーが楽しそうだったし、2時間半通してハッピーなライブだった。またすぐコロナが収まったらライブするんじゃないの?っていうぐらい、津野米咲がいないだけのライブだったように感じる。津野米咲がいないっていうことが埋めようのないことだから、いないだけとか軽々しく言えないけど。本当にそれぐらいいつも通りのライブだった。高校生のときから聴いてたバンドがこうして終わってしまうのはとても悲しい。バンドがなくなっても曲は残るとよく言うけど、やっぱり曲が本人たちの手によって演奏されなくなるのは残念すぎる。もっといろんな曲が聴きたかった。SMAPに提供した「Joy!!」もめちゃくちゃ聴いたしCDも買った。

まとまらないのでこの辺にしとこ。

確実に自分の人生で大切なバンドです。ありがとうございました。



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これはメンバーにも特に言ってないし自分だけが思ってればいいかなと思っていたことだけど、去年のコロナ禍で朝方ニュースを見ると芸能人が自殺したっていうニュースを何度か見て、とてもやるせない気持ちになることが多かった。津野米咲が亡くなったときもそうだったけど。そういうことがあってシニカルの「Bluedawn」は死にたくなる夜を超えて朝を迎えてほしいっていう気持ちを込めて歌詞を書いた。特に歌詞を読んでもそんな内容じゃないんだけど、夜から朝に変わるとき生きていてほしいっていうそういう願いとかイメージからああいう歌詞になってる。それぐらいあのときの自分は朝を迎えるのが怖かったな。また誰かいなくなってるんじゃないかって。みんな生きていてほしいよ。